千葉県一宮町・玉前神社御神水
水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2024.11.04
御神水は二の鳥居の右手にある
tomo Tomoさんにご紹介いただきました。読みは「たまさきじんじゃ」です。
後述の第二駐車場から見ると境内の反対側にある二の鳥居の右手に御神水の水汲み場があります。水汲み場の右手には水琴窟があります。
水汲み場は蛇口式、金気が強いので要注意
レトロな印象の蛇口が三つあり、雰囲気が良いです。撚ればすぐに水が出ます。足場もしっかりしているのでお水取りはしやすいと思います。
公式ホームページでは「御神水用の入れ物はない」とありますが、持ち帰り用の容器も販売されています。
現地の説明書きを書き起こしておきます。
ご自由に御取り頂けます
玉前神社では古くより御神水が浮き出ており心身を祓い清め、拝受することにより身に良く気を向上させると言われております
一、御神水は鉄分を多く含む為濁り・臭気(金属臭)がございます 間もなく赤く濁るのは、鉄分の酸化によるものです
一、定期的に水質検査を受け基準を満たしておりますがお口にされる際は、その日のうちにお召し上がりください
現地の看板より
私はその場で飲みましたが、説明書きにある鉄分の金気はかなり強いです。飲用するつもりで持ち帰る場合はその場で少し飲んでみたほうが良いでしょう。子供にはちょっと厳しいのではないかと思います。
水汲み場の右奥には大きな石造りの井戸「白鳥井」があります。玉前神社創建前からあったらしいです。
水質検査結果の掲示あり
説明書きにもありますが、定期的に水質検査を実施しているそうなので安心感があります。
水汲み場の左手にある掲示板に水質検査結果がありました。日付は2024年8月7日です。
飲用不可となる大腸菌の有無だけ抜粋して掲載されています。
珠琴泉
水汲み場の右隣に「珠琴泉(しゅきんせん)」という水琴窟があります。
私がいままで見たことのある水琴窟は音を聞くための筒のようなものに耳を近づけて音を聞くものばかりでしたが、ここは指定の位置に座って音を聞くタイプでした。
一応座ってはみたのですが、周囲の音が大きいせいかよくわかりませんでした。
敷地の端のほうに埋まっている甕も置いてありました。
玉前神社
永禄年間(1558年-1570年)の戦火により社殿・宝物・文書の多くを焼失しており創建年代は不明ですが、延喜式神名帳に掲載されているので古刹中の古刹と言えるでしょう。
境内はきれいに整備されており、この日は七五三の参拝客も多かったです。
アクセス・駐車場
外房線上総一ノ宮駅から徒歩8分です。
公式ホームページでは駐車場が2箇所あるように見えますが第一駐車場らしき場所は雰囲気的に停めにくいので第二駐車場へどうぞ。第二駐車場はとても広いです。
トイレは拝殿右手の参集殿にあります。
初めての方は事前にご確認ください。
家にあったら持って行きましょう。
気に入った湧水を持ち帰りたくなるのはあたりまえ。水汲みの万能容器はペットボトルですが、カラでもかさばるのが難点。
エバニュー・ウォーターキャリーは折り畳めるだけでなく、キャップが本体とつながっているなど複数の小さな工夫が好印象です。容量は0.9L、1.5L、2Lの三種類があります。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
千葉県一宮町・玉前神社御神水からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
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