2022.02.23

延命水は野田市の災害時協力井戸

野田市に限らず、災害時の備えとしている井戸はよくあります。愛宕神社の延命水もその一つで、野田市の災害時協力井戸登録制度に登録されています。

野田市ではこれらの井戸をホームページで地図とともに公開しており、それを見ると市内には数多くの飲用可能な生活用水があるようです。

採水口は手押しポンプ

手押しポンプは大抵サビてるのですが、延命水のは2013年設置でスレンレス製。新しくてキレイです。

使い方は簡単、レバーを上下に動かせばすぐに水が出ます。

手押しポンプはどこもそうですが、下に置いた容器に入れるのは容易ではありません。水量が多いのでペットボトルのようなものだと水が入る前に容器が飛ばされてしまいます。

一人で押して水を汲むのは難しいので、二人以上でどうぞ。漏斗があると便利だと思います。

延命水の採水口の位置は高いですがホースがあるので、他の手押しポンプよりは水汲みがしやすいと思います。

なんたって「飲用可能な生活用水」ですから、私はそのまま飲みました。

愛宕神社の本殿は彫刻が有名

令和4年で創記1100年だそうです。本殿は江戸時代末期とそれほど古いものではありませんが、彫刻が多用されており、陰影が多く重厚な印象です。塗装されてないのも良い感じです。

この本殿は、塗装をせずに素木造で彫刻を多用した江戸時代末期の社寺建築の特徴を遺憾なく発揮しており、千葉県下のみならず関東地方の同時期の社寺建築の流れを知るうえで重要である。建築年代については、規模、様式等からみて、17世紀後半にさかのぼるものと推定されている。

愛宕神社本殿／千葉県

アクセス・駐車場

東武野田線愛宕駅から徒歩5分です。

駐車場はそれほど広くはありません。4台が限度と思います。

トイレは駐車場の隣にあります。