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湧き水と温泉、飲泉、温泉スタンド

私は温泉に入ると疲れてしまうのでツーリングの途中で温泉に入ることはしませんが、「あとは寝るだけ」のときは露天風呂に浸かってゆっくり過ごすのが好きです。

温泉も湧き水

温泉の定義は温泉法により定められており、温泉も湧き水の一つです。

この法律で「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。温泉法第二条

湧き水のうち、温泉と呼んで良いものは以下のいずれか一つを満たしていなくてはなりません。

  1. 温度が25℃以上
  2. 水1kg中に、ガス以外の溶存物質または指定の物質が、指定量以上含まれている

溶存物質とは、例えばナトリウムイオン(陽イオン)や硫化水素イオン(陰イオン)などで、掲示されている温泉分析書に記載があります、指定の物質は温泉法第二条別表に指定があります。

飲泉

温泉を飲むことを「飲泉(いんせん)」と言い、湧き水マップでも飲泉所をいくつか紹介しています。

私は飲泉所の雰囲気が好きなので場所がわかれば好んで行きますが、「美味しい」と感じる人は少ないのではないかと思います。私も美味しいとは思いません。青汁みたいな感じ?

飲泉は飲み方に注意が必要です。現地に掲示されている飲み方を守ってご利用ください。

群馬県渋川市・小野上温泉飲泉所
群馬県渋川市・小野上温泉飲泉所』の温泉成分表と注意書き

温泉スタンド

温泉の自動販売機「温泉スタンド」というものがあります。ガソリンの代わりに温泉が出てくる設備で、関東地方にも複数あります。

例えば、埼玉県ときがわ町の温泉スタンドは温泉1リットルあたり10円です。

自宅で風呂として利用する場合は、浴槽に7割程度(約200リットル)のお湯を張り、温泉20リットルを加えるのが良いそうです。天然の入浴剤みたいなものでしょうね。

水汲み場の湧き水だけでお風呂はかなりキビシイですが、温泉スタンドなら「ある意味湧き水でお風呂」ができますよ。

  • 湧き水マップについて

  • 湧き水マップには訪れた湧き水の記録と今後行ってみたい湧き水の下調べを掲載しています。

  • 湧き水を探すときはGoolgeマップを利用しているのですが「湧き水」や「名水」で検索しても小さなところはなかなかヒットしません。そんな小さな湧き水もメジャーな湧き水も全部まとめて見れるようにしたいと思っています。

  • 湧き水マップでお近くの湧き水を探してみてください。あなたの近くにも湧き水があるかもしれませんよ。

  • 湧き水マップ管理人

  • 埼玉県在住。

  • 湧き水が好きです。山の中から突然湧き出る水や由緒ある名水も好きですが、地域の人たちが維持し続ける水汲み場が特に好き。

  • 趣味のバイクツーリングで訪れた箱島湧水で湧き水に魅せられ、バイクで湧き水スポットや水汲み場を巡るようになりました。

  • 湧き水を持ち帰り、お茶を飲んだりご飯を炊いたりしています。


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