2023.05.28
元々は田の灌漑用の井戸
川焼不動尊から急な石段を降りたところにあります。鳥居と祠と井戸があり、明るく開放的な場所です。
現地の看板によると、この『水神さまの井戸』は上総掘りで地下100mまで竹桶(竹樋の誤植ではないかと思います)になっており、水量は毎分20〜50リットルで水温は14〜16度。
昭和10年にできたそうで、それほど古くからあるものではなく、もともとは田の灌漑用だそうです。
私がいったときは『水神さまの井戸』からの水でつくってあるビオトープのようなところで、親子が生き物を採っていました。
水量はまあまああるが、水汲みには不向き
井戸の水量はまあまああるのですが、平たく流れているし、受けまでの距離も短く水汲みには不向きです。
足元はそれなりにしっかりしており、楽に水を手に取ることができます。
この周辺は自然豊かですが、全体的にみると開発が進んでいたので私は飲みませんでした。
アクセス・駐車場
川焼水神社のすぐそばを流れる村田川沿いに舗装された道路(A)があります。細くすれ違いがキビシイですがクルマ通りも少ないのでどうにかやりくりして進みます。
水場のあたりは、道路の、川とは反対側に側溝がありクルマを寄せられませんが、東方向に150mくらいのあたりから側溝が道路から逸れており、クルマを停められる空き地があります。
ただ、この日の空き地は草刈りがされておらず、ここに停めるなら一度クルマを降りて状態を確認したほうがいいでしょう。
一方、川沿いの道の1本奥にもう一つ道(B)があります。Googleマップでは道が途中で切れていますが、地形表示にすると道があるのがわかります。
大型自動車の駐車場(企業の敷地なので駐車不可)のあたりから舗装がありませんが、川焼水神社の前まで行けます。
神社の前にはクルマを停める余裕はありません。川焼水神社を過ぎて100mくらい進むとやや広くなったところがありクルマを停められます。こちらは日陰なので、夏ならこちらの方が良いでしょう。
トイレはありません。
水汲みには浄水器があると飲める機会が確実に増えます。キャンプや災害時にも。
湧き水を目の前にして心配になったら迷わず浄水器を使いましょう、安心感が違います。
飲むか迷うような湧き水を大量に持ち帰ることは(たぶん)ないので、小さいもので十分です。
スーパーデリオスは、説明書を読まなくても使い方がわかるシンプルさが魅力です。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
案内図
- 湧き水の緯度・経度:35.52351, 140.17779
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近くの湧き水/水汲み場
千葉県市原市・川焼水神社 水神様の井戸からクルマで30分以内に行けそうな、直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場のレポートです。
混んでいるときは、近くの湧き水で時間調整するのがオススメです。
どんな容器でも水が入ったらかさばるし重くもなります。せめてカラの時ぐらいはラクをしましょう。
WWB-50Lは紙袋のように上部がガバッと開くので、中を洗いやすく、乾燥もしやすいです。コンパクトに畳めて容量は5リットル。
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