埼玉県東松山市・箭弓稲荷神社御神水
水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2022.02.27
蛇口式の採水口で、ハンドルは窓口で借りる
「箭弓稲荷神社」の読み方は「やきゅういなりじんじゃ」です。
御神水はあまり重要視されていないのか、箭弓稲荷神社の公式ホームページでは触れられていません。
手水舎を正面にみて、その視線のずーっと先にあります。木の陰にあり、看板も壊れているので蛇口を探すと良いと思います。
採水口は一つで、ご覧の通りハンドルがありません。『黄金の水』と同じ方式ですね。
おみくじなどを販売している参集殿の窓口で巫女さんに「御神水をいただきたいのですが」と申し出たら、その場でハンドルを貸してくれました。ついでに伺ったら、御神水は湧き水だそうです。
ハンドルを取り付けてひねれば御神水がすぐに出てきます。
蛇口をギリギリまでひねったわけではないので、最大でどのくらいの水が出せるのかわかりませんが、ポリタンクはかなり時間がかかりそうです。御神水なので量はほどほどにしておきましょう。
足元は水汲み用にはできておらず、水が土の地面に直接落ちるのでいくらか跳ねます。ご注意下さい。
水汲みが終わったらハンドルは窓口に返却します。
2024.01.03
水場に大きな変化はない
およそ2年ぶりです。この日は初詣客が多く、境内はたいへんな賑わいでした。参拝客が幾重にも折り曲がって拝殿まで長い列をなしており、御神水にたどり着くまでに遠回りをしてしまいました。
このページで紹介している駐車場は、駐車場としては利用されていませんでした。臨時駐車場として境内の裏手が開放されており、細い道路のこの位置から入る必要がありました。
ハンドルを借りる参集殿にも人が多く、お水取りはあきらめて水場の様子を見ただけで帰りました。
水場に大きな変化はありません。壊れた看板は撤去され、紙垂もあたらしくなって新年らしい雰囲気です。
箭弓=やきゅう=野球の箭弓稲荷神社
712年の創建と伝えられる古刹です。712 年は和銅5年、日本で最初に鋳造され流通した和同開珎の頃ですね。
見どころが多い神社ではあるのですが、歴史的なものというよりは話題性というかネタ的なものが多いです。
「やきゅう」と読まれることから野球をする人がお参りすることが多いそうで、バットの形をした絵馬やお守りがあります。
「一球入魂みくじ」というのもありました。大吉を狙って入魂してください、1球500円です。
境内は広く、1300株の牡丹がある牡丹園は4月下旬に見頃を迎えるそうです。ホームページで開花状況を公開してくれています。
こちらはギネス世界記録に認定された巨大御朱印スタンプです。ご鎮座1300年の記念として制作されたもので、高さは1.42mで重さ420kg!
アクセス・駐車場
電車ですと東武東上線・東松山駅西口から徒歩3分です。
50台駐車可能な無料駐車場があります。
参道から入ってすぐにある箭弓稲荷記念会館前の駐車場は20台くらい停められますが、そのままさらに進むと、拝殿の左側にあたるところに広い駐車場があります。
トイレもあります。
初めての方は事前にご確認ください。
家にあったら持って行きましょう。
気に入った湧水を持ち帰りたくなるのはあたりまえ。水汲みの万能容器はペットボトルですが、カラでもかさばるのが難点。
エバニュー・ウォーターキャリーは折り畳めるだけでなく、キャップが本体とつながっているなど複数の小さな工夫が好印象です。容量は0.9L、1.5L、2Lの三種類があります。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
埼玉県東松山市・箭弓稲荷神社御神水からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
コメントをいただけるとうれしいです