千葉県市川市・きずな之湧水
水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2023.05.28
水場は本光寺駐車場の一角にある
柵で囲わた中にポンプがあります。あるとわかっていれば見つけやすいのですが、気づかない人もいそうな感じです。
水場はきれいに整備されており、竹の取手を動かすと水が出てきます。
「手清め専用」「鉄サビのため飲むのはお控えになり手と口を清めるだけにしてください。最初に7回くらい漕いでください」とありましたので、飲みませんでした。
本光寺は650年くらい前に創建されたそうですが、当時から絶えることなく水が湧き出ているそうです。防災井戸としても登録しているそうで、近所にこういう水場があると心強いですね。
本光寺にはゆるキャラがあり、個人的にはイラストなどのレベルが高いように思います。「臨終郎さん」とかネーミングのセンスが好きですが、いいんですかね・・・。
このなかに『きずな之湧水』のパワーを持っている「すっくん」がいます。ゆるキャラのイラストは個人用・商用を問わず無料で利用できます。
アクセス・駐車場
武蔵野線市川大野駅から徒歩4分です。
駐車場はありますが4台ぶんしかなく、満車のときも多いらしいので、駅前のコインパーキングを利用するほうが良いでしょう。
トイレは境内にあります。
初めての方は事前にご確認ください。
家にあったら持って行きましょう。
湧き水に行ったときに浄水器があると飲める機会が確実に増えます。心配になったら迷わず浄水器を使いましょう。
飲むか迷うような湧水を大量に持ち帰ることは(たぶん)ないので小さいもので十分です。
スーパーデリオスは、説明書を読まなくても使い方がわかるシンプルさが魅力です。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
千葉県市川市・きずな之湧水からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
いただいたコメント
-
-
名無しの地下水さん、こんにちは。
深さによって、そんなに水が変わるのですか。
「きずな之湧水」は看板に「鉄サビ」とあったので設備のせいかと思ってましたが、もともと金気があるのかもしれませんね。
江戸川流域は地下水が豊富とのことですが、川の下流付近は標高が低いでしょうから水が集まりやすいのかな、とは思うのですが、川は伏流水を分断するもののように見えてしまいます。『護摩屋敷の水』はまさにこの思い込みによるものでした(その節は訂正ありがとうございました)。
私は小松菜も梨も大好きです。我が埼玉県は小松菜の生産量が全国2位のせいか安くて美味しいのですが、湧水で栽培することもあるなんて想像もしてませんでした。ますます小松菜が好きになりましたw
深大寺に非公開の源泉があるとは驚きです。湧水水源池として観光マップなどに掲載されているものとは別ってことですよね?
久留里近辺、国本の湧き水はどちらも湧き水マップで紹介してますし、その場で飲みましたが硫黄臭はまったく気づきませんでした。私がわかったのは下ノ代自噴水くらいです。
それにしても国本の湧き水が温泉試掘孔だったとは・・・。試掘孔ってそのままほったらかしにしてていいのですか?
いつも貴重な情報をありがとうございます!今後ともよろしくお願いします。
-
小松菜は元々、江戸川区の小松川地区が発祥で、地下水位が高い田畑で栽培された物が最初でした。
当然、地下水位が無くても育つんですが、地下水位のある所で栽培したものは灰汁が少なく、スッキリと甘さのある物が育つと江戸川で10代くらい続く農家さんに教えていただきました。
関東平野は生立ちから複雑な台地形成をしており、河川による分断は無いのと、厳密には地下水分布は下流域程、色んな水系が混ざりあっているので、分断は考えにくいです。
深大寺は手水舎は自噴井戸ですが、本殿裏に非公開の大規模な湧水源があります。
そこが、深大寺の池や雑用水の水源となっています。
国本の湧き水ですが、温泉試掘孔は放棄された物も全国に大量にあります。
ですが、自然の圧力で水が吹き上がっているので、埋め戻すには多額の費用も掛かりますし、温泉目指して掘ったのに水しか出なかったと、元が取れずに放置されるケースは多々あります。
当然、放置はダメですが、土地の所有者がそのままにしているので、我々や行政が介入出来る事は無いと思います。
現に水汲み場として機能してますし。
最後に温泉掘ったら、水が出てきたは全国でも多くあるケースです。
セブンイレブンで売っている、からだにうるおうアルカリ天然水は、両備グループが温泉試掘を行ったら、水が出てきて、出てきた水に価値があった為、天然水事業を始めた物です。
伊豆にある、天城山深層水も、温泉の為に1000m掘っても水しか出なくて、その水が同じく価値がある為、水売りを始めた物ですね。
九十九里とかは、逆に水井戸掘ったら、天然ガスを多く含む、かん水が出てきて自家ガス井戸に使ってる所もあります。
東総辺りは、川からブクブクと泡を立ててガスが湧いてる所も多くあります。
九十九里浜でも、ガスや石油を含む、かん水が湧いてる場所がありますし、浜の直ぐ近くにかん水を利用した、ガス工場や化学工場が多くあります。
水でも、色んな物があるので、面白いですよ。
-
名無しの地下水さん、こんにちは。今日の夕飯の味噌汁は小松菜でした。
温泉が出そうだから試掘しているのでしょうが、意外と外れるってことなんでしょうね。
出てきたものが価値があるかどうか、というのはなかなかシビアに感じます。私なんかは水でも十分うれしいですけど。
天然ガスは素人には始末が悪そうですが、近所の人怖くないんですかね・・・。
> 水でも、色んな物があるので、面白いですよ。
ほんとそうですね!いまは天然の炭酸水を汲みに行きたいのですが、日帰りが厳しそうなところばかりです。
以前、バイク乗りの人が「(福島県金山町で)炭酸水を汲んで、ホテルでハイボールにして飲んだ」と言っていたのがうらやましくてw
-
天然ガスに関しては、以前に東総の方で交番勤務の警察官が煙草にライターで火を着けたら、爆発したという事故などが南関東ガス田地帯では発生してます。
天然炭酸水は金山の自噴井戸の所が有名ですが、二酸化炭素中毒の死亡事故により事故が起きてから、井戸から直接汲めなくなったんですよね。
井戸から原水を汲めた時は、格別の美味しさでしたが、水汲み場のは濾過器を通しているので、何か原水の直接の物とは違うんですよね。
あと、離れた所にもう一ヶ所、岩の間から天然炭酸水が湧いてる場所がありますが、夏場は炭酸ガスに引き寄せられた、アブやハエの死体が浮いている事が多く、飲むには勇気が入るかも知れません。
ですが、金山の炭酸水は豊水期の間だと、金気が少なく格別な天然炭酸水が味わえます。
その価値が認められて、100年前にはドイツまで輸出されていたみたいです。
兵庫や九州方面の炭酸水は金気が多く、癖があるので、好みが分かれると思います。
-
名無しの地下水さん、こんにちは。
> 煙草にライターで火を着けたら、爆発したという事故などが南関東ガス田地帯では発生してます。
危険すぎる・・・。私はタバコ吸うので気をつけます。「近くに花火工場があるから火気厳禁」という湧き水のある公園は行ったことがあります。
> 二酸化炭素中毒の死亡事故により事故が起きてから、井戸から直接汲めなくなったんですよね。
こうしてみると、湧き水や井戸は水以外の危険もないとは言えませんね。山の中だとクマとか出そうですし。
> 金山の炭酸水は豊水期の間だと、金気が少なく格別な天然炭酸水が味わえます。
ますます行きたくなってしまいましたよw
-
金山の天然炭酸水は8月から10月手前までの期間が格別で美味しいです。
また、尾瀬の方にも保護地区内で地質調査のボーリング孔から湧いている炭酸水もありますが、立ち入り禁止なのと、獣道しか無いのでアクセス困難です。
あと、私が好きなのは超軟水が水の中では別格の存在だと思ってます。
その中でも、水として最高に美味しいと思ったのが、飯縄山麓の戸隠高原近くにある、一杯水や黒姫の麓の黒姫湧水や場所変わって、神奈川の湯河原にある、天照山水源地の湧水が最高に旨かったですね。
それ以外にも、沼津の西浦の海から1mの所に湧いている、真水の自噴井戸のお水も柿田川より美味しいです。
最後に、沼津の原地区のとある病院さんの自噴井戸や三島のとある個人宅さんの入口にある、井戸のお水が窒素数が保々0に近くて、安全かつ、喉ごしの通り良さ最高でスッキリとした、清々しいお水も美味しいですね。
私の中では、これらの湧水や地下水が今のところベストです。
-
名無しの地下水さん、こんにちは。
いろんなところご存知ですね、さすが。
ちょっと検索したくらいでは出てこないし、まあ、ずかずか入っていっていいところでもないのだろうと思います。
これからもいろんな湧き水をめぐりますので、いろいろ教えてくださいませ。
コメント、失礼致します。
江戸川流域の地下水は、鉄泉系の地下水が多いですね。
浅層(-5m)位の地下水は真水が多いですね。その辺りの層の地下水は湧水として湧き出します。
里見公園内の羅漢の井等がそれに該当します。
中層(-15m)位の地下水は関東ローム層の影響や江戸川流域の扇状地帯の地層中に受ける影響によって、鉄分が多くなり、鉱泉水となる地下水が多いです。
この中層の地下水は井戸水が多いですね。一部、被圧を受けて、自噴している井戸もあります。
柴又帝釈天の御神水がそれに当たります。
昔から、江戸川流域は地下水が豊富で、東京都側の江戸川区では、豊富な地下水位を利用した、小松菜栽培が江戸の頃からあり、千葉県側の市川市では、豊富な地下水を利用して、大規模な梨園や果樹園が作られてますね。
また、鉄泉系の鉱泉水は関東平野の武蔵野台地にも幾つか湧き出す所があります。
深大寺の源泉湧水(非公開)や深大寺水神園の自噴井戸(非公開)、小金井市の特定箇所6ヶ所などの湧水がそれに該当します。
また、深層(-95m以降)になると、植物化石が溶け込んだ、茶水系の古代水(冷鉱泉)や硫黄などの成分を含む、無色系のかん水などが産出されやすくなります。
特に南関東ガス田地帯の上総地方や房総地区に多いです。
久留里の自噴井戸もほんのり鉄臭や硫黄臭がすると思います。
特に市原にある、国本の湧き水(民家の庭先ではなくて、林の方)は温泉試掘孔から湧き出た自噴井戸で、無色系の硫黄臭がする、冷鉱泉です。