2024.08.04

水汲み場は境内の奥、右手にある

読みは「にしたきやまふどうそん」です。

住宅街にあり、ぱっと見では集会所に見えます。道路から水汲み場はみえませんが、敷地奥に手水舎、その脇の階段を登るとお堂があります。

これと言った特徴はないのですが湧き水や竹林など、なにか惹かれるものがありました。気取らない雰囲気が肌に合うと言った感じです。

いま振り返ってみると水量かな、と思います。それなりの水量の水が湧き続けるところにはなにかしら余裕みたいなものを感じます。

採水口は一つ、水量はまあまあ

手水舎の奥にある小さな崖からパイプが出ており、水量はまあまああります。

お堂の裏手は竹林になっており、その上は高等学校のグラウンドです。このような状況でこれだけの水量があるのはすごいなと思います。

大きな受けに一部を欠いたフタがあり、そのフタに水が落ちるようになっています。受けから水がこぼれていますが足元はよく、ペットボトルであれば水汲みはしやすいと思います。ポリタンクは無理でしょう。

現地の説明書きに飲料水として使われていたとあったので、私はその場で飲みました。ただ、場所的に微妙な感じもするので気になるなら煮沸するか浄水器は使ったほうが良いと思います。

現地の説明書きを書き起こしておきます。

不動明王（お不動様）は私たちの間用意を断ち切り知恵と生きる勇気を授けあらゆる願いを叶えてくれる霊験あらたかな仏様です。
古来よりこの西龍不動尊へは地元参拝者はもとより遠方からの信者、参拝者が多く訪れ、お不動様の御利益に浴した。
　ここのお不動様の御霊水は昔より一時もかれることなく、こんこんと涌き出る御利益のある涌き水で、今日に至るまでも飲料水として使われ血元の人々はそのありがたき恩恵を受けている。
　この御霊水を使用する時は常にお不動様に感謝し水をよごすことの（以降、張り紙で読めず）

現地の看板より

西龍山不動尊

ネットには情報がなく、詳細はよくわかりません。

アクセス・駐車場

ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅から徒歩8分です。

住宅街にあり、駐車場はありません。接道は広めなので短時間なら路駐でいいのではないかと思います。

トイレはありません。