2023.01.08
採水口は一つ、水量は少なめ
龍の口から竹の樋を伝って水が流れてきます。立派な受けがあるのですが、受けには水を落としていません。そのため、足元に水がハネています。
ネットの情報によると、柄杓があったときの写真には樋が無いので、柄杓を撤去した代わりに樋を設置したのだと思います。細やかな気配りを感じます。
水量は少なめです。由緒書きによると以前は湧き出していたそうですが、現在は動力を利用して水を汲み上げているとのこと。
新宿区という開発され尽くしている場所にあって、飲用の可否についての掲示のなかったので、私は浄水器を利用して飲みました。
何百年もの間、変わらずにある霊泉
私がいた間、参拝者は皆、欠かさずここで手を清めていました。
公式ホームページによると、かなり昔から出ている水だそうです。これほど開発が進んでいるのに、よく水が途絶えなかったものだと感心してしまいました。
当社の境内より湧き出る水は、眼病、諸病に霊験有りとして、多くの人々がお水取りにみえました。 現在の手水舎の水も何百年も湧き出ている霊水です。
東京新宿 諏訪神社|境内案内
由緒書きによると、眼病に効果があると伝えられているそうです。全文書き起こしておきます。
この水は昔から諏訪神社の境内よりこんこんと湧き出ている霊泉です。
現地の看板より
現在は動力で組み上げていますがお諏訪様は龍神様(水神)としての古い信仰があり、特に眼病に效があり又諸病にもごりやくがあると云い伝えられています。だいじにお使い下さい。
猶少年犯罪を誘発するので水鉢に投銭しないで下さい。お気持ちは本殿賽銭箱へ。
東京・新宿 諏訪神社
創建が810〜824年の弘仁年間と伝えられる古刹中の古刹です。
社殿は1980年に再建されたもので古くはありませんが、大きく立派です。お正月ということもあって私がいた30分くらいの間に何人もの方が参拝に訪れていました。
アクセス・駐車場
公式ホームページでは、開門時間は06:00~16:00となっていますが、門にある看板には「開門 午前六時半 閉門 午後四時(季節により変動)尚、午前五時、早朝参拝者の為右側小扉を開錠。」とありました。徒歩なら早朝でも参拝できます。
東京メトロ副都心線西早稲田駅から徒歩1分です。
接している都道25号には中央分離帯がありますが、諏訪神社の前は交差点になっているので、どちらからでも入れます。
道路に面して鳥居があり、道は石畳になっているのでクルマでは入りにくい雰囲気ですが、そのまま入って下さい。鳥居から10mくらい進むと左手に『諏訪の霊泉』があり、そのすぐ奥(水場を正面に見て右側)が参拝者用駐車場です。
駐車場はあまり広くはありません。4〜5台分くらいでしょうか。
トイレは『諏訪の霊泉』の参道を挟んで反対側にある社務所の左側面(社殿側)にあり、外から入れます。
水汲みには浄水器があると飲める機会が確実に増えます。キャンプや災害時にも。
湧き水を目の前にして心配になったら迷わず浄水器を使いましょう、安心感が違います。
飲むか迷うような湧き水を大量に持ち帰ることは(たぶん)ないので、小さいもので十分です。
スーパーデリオスは、説明書を読まなくても使い方がわかるシンプルさが魅力です。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
案内図
- 湧き水の緯度・経度:35.70868, 139.70749
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近くの湧き水/水汲み場
東京都新宿区・諏訪の霊泉からクルマで30分以内に行けそうな、直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場のレポートです。
混んでいるときは、近くの湧き水で時間調整するのがオススメです。

湧き水は水温も味のうちです。湧き水の美味しさをキープするには保冷ボトル(水筒)をどうぞ。
TKWideは洗いやすい広口ボトル。コーヒーのドリップパックも利用できるなど、利用範囲が広くてオススメです。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」は洗浄可能、衛生的で浄水機能が長持ち。
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