2022.07.10
水場は重厚な造り
壁面の堅固さやパイプの太さなどが重厚な雰囲気を出している水場です。水の流れる音がなんとも良い感じです。
私がいた間に一組がポリタンクに水を汲んでいきました。手慣れた感じで、近くに水汲み場がある人がうらやましい。
このまま飲んでも大丈夫か伺ったら「飲めますよ」とのことでしたので、私はその場で飲みました。
採水口は4つだが・・・
パッと見、採水口が4つあるので水汲みがしやすいような気がしたのですが、受けに湧き水が溜まっており、右から2番めは近づきにくいです。水に濡れないように水汲みをしようとすると腰を悪くしそう。
右から3番めは水量が少ないので石に足を乗せてしまえばいいのかもしれませんが、水汲みしやすいとは言えません。
採水口は太い金属製でちょっとやそっとのことでは壊れなさそうです。
水量はどれも多く、ポリタンクでの持ち帰りもOKでしょう。
水の素性は良さそう
ネットの情報ですが、引いてきた馬に水を飲ませる場所だったので『馬の水』と呼ばれているのだそうです。
水場の上は崖になっており、ネットフェンスで囲ってあるので水の状態はイマイチわかりません。
情報が少ない水汲み場ですが「ぐんまの名水を売り出そう」というページにレポートがあります。
清水と湧水の中間のような位置づけの水場で、ビニルパイプで導水されている。流量は多くない。
ぐんまの名水を売り出そう
文章を読む限りでは、現状とはだいぶ違うように思えます。水場自体も最近になって再整備されたのかもしれません。
「清水と湧水の中間のような位置づけ」というのがどういう意味なのかわかりませんが、仮に「湧き水が崖を伝っている」ということであれば雨の日は避けたほうがいいと思います。
このページに1997年3月の水質検査の数値があり、これによるとpHは7.1で硬度は17の超軟水です。
水場近くに掲示があり「赤城さん 鍋割さん」とありますので、水源は赤城山、鍋割山あたりと考えられているのでしょう。
アクセス・駐車場
水場は林道大穴線の終点から、坂を下る方向300mくらいにあります。林道大穴線の終点にも湧き水があります。
麓からの道は舗装されていますが細いです。クルマなら反時計回りに水場へ向かう道のほうがラクな気がします。
駐車場はありませんが、水場の前には路肩が広いところがあるので路駐でいいと思います。
トイレはありません。
気に入った湧水を持ち帰りたくなるのはあたりまえ。水汲みの万能容器はペットボトルですが、カラでもかさばるのが難点。
どんな容器でも水が入ったらかさばるし重くもなります。せめてカラの時ぐらいはラクをしましょう。
エバニュー・ウォーターキャリーは折り畳めるだけでなく、キャップが本体とつながっているなど複数の小さな工夫が好印象です。
案内図
- 湧き水の緯度・経度:36.50472, 139.15935
- 群馬県前橋市の天気予報
- 前橋まるごとガイド
- 群馬県の温泉・露天風呂
- 宿泊予約
近くの湧き水/水汲み場
群馬県前橋市・馬の水からクルマで30分以内に行けそうな、直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場のレポートです。
混んでいるときは、近くの湧き水で時間調整するのがオススメです。
いただいたコメント
-
-
勇希翔太さん、はじめまして。
ここ水量が多いですから、ポリタンクも十分いけますよね。
十字の看板がなくなってしまったのは残念です。結構好きだったんですが・・・。
鶴岡の『竹の露の湧水』、ちょっと遠いですが湧水マップに追加しました、いつか機会があれば行きたいと思います。
貴重な情報ありがとうございます、今後ともよろしくお願いします。
コメントをいただけるとうれしいです
水汲みには浄水器があると飲める機会が確実に増えます。キャンプや災害時にも。
スーパーデリオスは、説明書を読まなくても使い方がわかるシンプルさが魅力です。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
行ってきました。冷たく美味しいと思います。両サイドにポリタンクを置いて水を汲んでいたらすぐ水が貯まりました。写真の十字型の看板はありませんでした。
超軟水ということですが、味は最近汲んできた鶴岡の竹の露の水に比べると若干硬いように感じました。