2023.04.02
大國神社と中之嶽神社
どちらも同じ敷地内にあり、境内を共有しているように見えます。
「中之嶽神社」の読みは「なかのたけじんじゃ」、「大國神社」は「おおくにじんじゃ」です。
大國神社はいろいろな呼び方があるようです。
中之嶽神社の公式ホームページには「中之嶽大國神社」と記載されていますが、鳥居横の石柱は「妙義山 大國神社」となっており、縁日が甲子(きのえね)の日に行われるので「甲子大國神社(きのえねおおくにじんじゃ)」とも呼ばれています。
大國神社・延命仙人水は水が出ない
ネットで『延命仙人水』を見つけたので来てみたのですが水は出ませんでした。
水場は大國神社拝殿の左手にあり、蛇口式です。
ネットの情報では以前は説明書きなどもあったようですが、そういったものもありません。
裏山から水を引いていたらしいのですが・・・。
中之嶽神社・手水
境内に入ってから小さい橋の手前に手水舎があるのですが、そちらは水が出ていない上に花手水になっていて、お浄めはできません。
中之嶽神社に向かう長く急な階段の手前に不動様の水があります。スタッフの方に聞いたら、お水取りはこの不動様の水を勧められました。
採水口は二つありますが、片方からしか水は出ておらず、水量もかなり少ないです。
参拝客がこの水場に集まるので雰囲気的に水汲みはしにくく、構造も不向きと思います。
私はお浄めだけにしておきました。
パイプを目視でたどってみると、参道の反対側にある斜面に設備がありました。
中之嶽神社
公式ホームページによると819年創建ですが、大和時代の第二十九代欽明天皇(在位539-571年)の御代に社殿が建立されたとあり、819年については特に記載がありません。
境内はきれいに整備されており、土産物店などもあってちょっとした観光地のようになっています。
現在は金色の大黒様で有名です。大黒像は日本一大きく、高さ20m、重さ8.5tもあるそうです。
高校野球の会場「甲子園球場」は甲子(きのえね)の年に完成したのがその由来ですが、「甲子」繋がりで「野球だいこく」というのがあり、お守りなども販売されています。
春は「妙義山さくらの里」もオススメ
クルマで数分のところに「妙義山さくらの里」があります。この日も桜目当ての観光客が多く、妙義山さくらの里の入口はクルマが渋滞していました。
様々な種類の桜があって開花時期がずれるため、見頃は4月中旬から5月中旬と少し長めです。
園内に植えられたさくらは、45種5,000本で最も多い種類はソメイヨシノです。また、カンザン、フゲンゾウなどの八重さくらも多く、咲く時期がことなることから、4月中旬から5月中旬まで開花を見ることが出来ます。
下仁田町ホームページ : さくらの里ご案内
アクセス・駐車場
中之嶽神社の道路を挟んで反対側に無料の県立妙義公園第一駐車場があります。
中之嶽神社前の道路は交通量が多く、事故防止のためにガードレールがあり、道路は横断しにくいです。駐車場から中之嶽神社へ通じる地下道をご利用ください。
駐車台数は137台で、売店、トイレが併設されています。利用可能時間は07:00〜17:00です。
県立妙義公園第一駐車場から下る方向に第二駐車場、第三駐車場、第四駐車場があります。どれも無料ですが距離があるのでオススメできません。
中之嶽神社境内にトイレ(喫煙所)、売店があります。
水汲みには浄水器があると飲める機会が確実に増えます。キャンプや災害時にも。
湧き水を目の前にして心配になったら迷わず浄水器を使いましょう、安心感が違います。
飲むか迷うような湧き水を大量に持ち帰ることは(たぶん)ないので、小さいもので十分です。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」は洗浄可能、衛生的で浄水機能が長持ち。
携帯型浄水器「スーパーデリオス」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
案内図
- 湧き水の緯度・経度:36.28317, 138.73761
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近くの湧き水/水汲み場
群馬県下仁田町・大國神社延命仙人水、中之嶽神社手水からクルマで30分以内に行けそうな、直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場のレポートです。
混んでいるときは、近くの湧き水で時間調整するのがオススメです。
どんな容器でも水が入ったらかさばるし重くもなります。せめてカラの時ぐらいはラクをしましょう。
WWB-50Lは紙袋のように上部がガバッと開くので、中を洗いやすく、乾燥もしやすいです。コンパクトに畳めて容量は5リットル。
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