東京都品川区・大井の水神社
水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2023.08.12
水場は「大井の水神」の奥にある
境内はそれほど広くありませんが、清掃も行き届いており大切にされている感じが伝わってきます。
中央にある池の周りに歩道が囲み、一周できるようになっています。ただ、池の周りのフェンスのせいで視界が悪く、狭く感じます。
フェンスは網目のようになっており、一応中は見えましたが動物園みたいな感じです。池の中には大きな鯉がたくさん泳いでました。鳥などに狙われるのかもしれませんね。
水場は接道からみてフェンスの奥側にあって見えにくいのですが、遊歩道に沿って歩けばすぐに見つかります。
採水口は一つ、水量はまあまあ
龍の口から大きくて立派な受けに水が落ちています。溢れた水は受けを伝って手前に落ちるので水ハネがいくらかありますが、気になるほどではありません。
水量はまあまあありました。参拝している方がいらしたのでお話を伺ったところ、飲めるかどうかはわからない、とのことでした。周囲の開発状況を考えて飲むのはやめました。
あとで調べたら品川区大井水神町会のホームページに煮沸推奨の記載がありましたが、2010年の記事でした。当時は水場に煮沸推奨の掲示があったようですが、現在はないので事情が変わったのではないかと思います。
龍の口のお水を飲料水として使用される場合は、
品川区大井水神町会
煮沸してからご使用下さい。
水神社奉賛会
2010/07/03
大井の水神
しながわ百景に選定されている史跡です。説明書きがあったので書き起こしておきます。
この台地の末端から湧き出していた地下水は、かつては村民が飲み水や農業用水に利用していたため、豊かな水の供給を願ってここに水神つまり九頭龍権現(くずりゅうごんげん)を祀ったのが始まりである。祀られた時代は貞享二年(一六八五)、願主は大井村の桜井伊兵衛・大野忠左衛門と言われる。この湧き水は柳の水と呼ばれ、日照りのときはここで雨乞いをした。また本社は歯痛を止めるご利益もあったと伝えられる。
明治以降、祭神は水葉乃女命(みずのはのめのみこと)と変わったが、昭和五十年頃まで水が湧き出していた。ここは、都市化が進んだこの地域に、農村であった頃の水供給とそれにまつわる信仰があったことを示す貴重な史跡である。平成二十四年二月二十九日 品川区教育委員会
現地の看板より
アクセス・駐車場
京浜東北線大森駅から徒歩11分です。
前の道をまっすぐ進むと大井競馬場です。路駐はできませんが、すぐ隣が「タイムズ南大井第16」です。
「大井の水神」から大森駅まで続く約800mの細長い「大井水神公園」に公衆トイレがあります。「大井水神公園」は桜の名所だそうですよ。
初めての方は事前にご確認ください。
家にあったら持って行きましょう。
湧き水の周辺をチェックして飲むかどうか迷ったら浄水器の出番です。キャンプや災害時にも。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」は浄水スピードが速いのでちょっと多めの水でもいけます。洗浄可能、衛生的で浄水機能が長持ち。
携帯型浄水器「スーパーデリオス」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
東京都品川区・大井の水神社からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
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