静岡県富士宮市・富士山本宮浅間大社 富士山御霊水
水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2022.08.07
水汲み場は湧玉池のほとりにある
今回で3回目だと思います。水場の雰囲気がとても好きです。
水屋神社への参道とも言える水汲み場は藤棚で日陰がつくってあり夏でも涼し気です。
フジの花の見頃は丁度ゴールデンウィークのあたりだそうですよ。
写真右に「駐車禁止」の看板があります。ここに通じる公道のあたりにも「水取車両の進入禁止」の看板がありました。重いから、と、ここまでクルマで来てる人がいたのでしょう。節度を守って水汲みしたいものです。
採水口は10箇所
石垣の前に樋があり、そこから10箇所、水汲み用の採水口があります。竹で化粧してありますが中は塩ビ管のようです。
私がいた間は大量に水汲みをする人がいないこともあって、並ぶような状態になりませんでした。
水は下の側溝に落ちますが、水ハネもなく、水汲みしやすいです。
掲示によると飲用の場合は煮沸推奨ですが、私はその場で飲みました。
水屋神社
水汲み場の奥には水屋神社があります。ここにも掲示があって「富士山の水であること」「神社でも飲料としていること」が記されています。
この御霊水は、霊峰富士の御神体に滲み込んだ天水がながい年月を経て湧き出している御神水です。
現地の看板より
どうぞ、水徳の神、浅間大神のお恵みを御神徳としていただいて下さい。
お気持ちをお供えの上、二礼二拍手一礼の後、感謝・祈念し手水鉢よりお汲み下さい。
この御霊水は古来神様にお供えし、私共も日常の飲料としておりますが、あくまでも天然水ですのでお気になさる方は沸かしてお使いください。
ネットの情報によると、水屋神社では持ち帰り用のペットボトルが販売されているらしいのですが、私が行ったときはありませんでした。
国指定特別天然記念物・湧玉池(わくたまいけ)
水量は20万トン/日(2.4トン/秒)、水温は一年を通して13度前後だそうです。
湧玉池は古来より富士登拝前の禊の場とされており「絹本著色富士曼荼羅図」にその様子が描かれています。それほどの昔からここに変わらずにある、というだけで感慨深いものがあります。
富士山本宮浅間大社
全国にある浅間神社の総本社で、富士山の8合目以上の土地を所有しており、富士山山頂にある神社は、ここ富士山本宮浅間大社の奥宮です。
ご由緒など、詳しくは公式ホームページでどうぞ。
富士山山頂には湧き水『金明水』『銀明水』がある
私は富士山本宮浅間大社のホームページで富士山山頂にも湧き水があることを知りました。
頂上のわずかな落差によって湧く御霊水です。登拝者はこのお水を受けて浅間大神の御神徳を戴くのです。 金明水は、久須志神社の西北方、白山岳に麓に、銀明水は、御殿場口登下山道の起点にそれぞれあります。
富士山本宮浅間大社:境内・社殿
「わずかな落差」という仕組みがよくわかりませんが、あんな高いところに湧き出すならそれはまさに御霊水でしょう。
水汲みはできなさそうですし、汲めても飲用には適さないと思いますが、いつか行ってみたいです。
アクセス・駐車場
身延線富士宮駅から徒歩10分です。
有料駐車場が2箇所ありますが、入り方がちょっと変わってるので公式ホームページで事前にご確認ください。
駐車料金は200円/時間、1,500円/日、30分以内は無料です。入庫は05:00~19:00、出庫は24時間可能。
すぐ近くに無料で湧き水が飲めるフードコート「お宮横丁」があります。こちらにも行くのであれば「富士宮市 神田川観光駐車場」でも良いと思います。
バイク専用駐車場と明示されたところはありませんが、皆さん手水舎の外側に駐車してます。
無料で利用できますが、基本的にはお祓い所の駐車場であり、車止めなども設置されています。本来利用すべき方々が駐車できないようなバイクの停め方はしないようにしましょう。
トイレはこのバイクを停めるところにあります。他にもあると思いますが未確認です。
初めての方は事前にご確認ください。
家にあったら持って行きましょう。
一度は廃盤になったエバニュー・ウォーターバッグが復活しました!口が大きく開くので普段はコンパクトに収納でき、短時間で水汲みできます。
洗いやすく、乾燥もしやすいのでメンテナンスもラク。容量は2リットルと3リットルの二種類です。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
静岡県富士宮市・富士山本宮浅間大社 富士山御霊水からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
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