山梨県都留市・太郎次郎滝の湧水
水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2023.07.17
水汲み場らしきものはない
ネットの情報では、柄杓流川(しゃくながれかわ)沿いに水汲みできるところがあるとのことで行ってみたのですが・・・。
駐車場を出て、太郎次郎滝までの途中、地元の方に道を教えてもらうついでに水を汲める場所があるか聞いてみたら「んー、そういうのは無いと思いますよ・・・。」
川沿いに出ると、崖側に水が湧き出しているのですが水汲みできるほどではありません。
川に架かる橋の手前まできて、ようやく湧き水が大量に出ているところがありました。
しかし・・・、水量が多すぎ!がんばれば水汲みできないことはないと思いますが、ずぶ濡れは覚悟する必要があります。
ここだけ見ると飲めそうな気がするのですが、この崖の上はさっき通ってきた住宅街です。湧き水付近は水汲み場として整備されている様子もないし、地元の方が水汲み場として認識していないということもあって、飲むのはやめました。
太郎次郎滝
崖から一気に水が落ちるというよりは、何段にも渡って落ち続ける感じの滝です。
この日はとても暑かったのですが、先の湧き水あたりから滝にかけての一帯は涼しく、過ごしやすかったです。
帰りに太郎次郎滝の水がどこから来ているのか知りたくて、周辺をバイクで行ったり来たりしたのですが、結局それらしいものは見つけられませんでした。
現地の看板に名前の由来がありましたので、全文書き起こしておきます。
名前の由来は、定かではありませんが都留に古くから伝わる昔話によると、「昔、夏狩のある家に太郎、次郎という兄弟の賊が入り村の人たちに見つかって追い詰められ、二人とも北の崖から飛び降りて死んだ。太郎の飛び降りたところの滝を太郎滝、次郎が飛び降りたところの滝を次郎滝という。」と言い伝えられています。
現地の看板より
滝の流れ込む柄杓流川(しゃくながれかわ)は、三つ峠を源流として桂川に流れ込む支流です。
この川の名前の由来として、「昔、河口湖の南岸にある筒口(つつぐち)と呼ばれるところから柄杓(ひしゃく)を流したところ三つ峠の山裾の水の湧き出す口から柄杓が流れ出したことから呼ばれるようになったと云われています。
※柄杓流川野呼び名については「ひしゃくながしかわ」や「ひしゃくながれがわ」等さまざまな呼び方が使われています。
平成二十五年三月 都留市
アクセス・駐車場
富士急行線東桂駅から徒歩10分です。
無料駐車場があり、10台くらいは停められると思います。
駐車場には太郎次郎滝までの地図があるのですが、曲がり角などがイマイチわかりにくいです。「滝まで徒歩10分」とありますが、滝の正面までが10分で、住宅街を抜けて緑豊かな川沿いまでは5分弱です。
トイレはありません。
駐車場を出て突き当りを左に曲がり、次の角を右へ。少し進むと赤いポストがある建物があり、その右側にある歩道を進みます。
初めての方は事前にご確認ください。
家にあったら持って行きましょう。
湧き水に行ったときに浄水器があると飲める機会が確実に増えます。心配になったら迷わず浄水器を使いましょう。
飲むか迷うような湧水を大量に持ち帰ることは(たぶん)ないので小さいもので十分です。
スーパーデリオスは、説明書を読まなくても使い方がわかるシンプルさが魅力です。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
山梨県都留市・太郎次郎滝の湧水からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
いただいたコメント
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名無しの地下水さん、こんにちは。
実は太郎次郎滝のあと、そこに行ったのですが、同じような理由で飲むのはやめたのです・・・。
名無しの地下水さんオススメなら飲めばよかった・・・。
お世話になっております。
都留市でお薦めの湧水は、湯之沢の渓山荘の道沿いがお薦めで、お宿の渓山荘も凄くお薦めです。