山梨県富士吉田市・富士山下宮小室浅間神社 御神水

水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2025.04.24
御神水は拝殿右手「護良親王古蹟」と書かれた柱のすぐそばある
読みは「ふじさんしもみやおむろせんげんじんじゃ」です。
御神水は拝殿右手にある「護良親王古蹟(もりよししんのうこせき)」と書かれた柱のすぐそばにあります。
採水口は一つで水量はまあまあ
御神水は地中から出ている黒い1本のパイプから出ており、水量はまあまああります。受けまでの距離を見ると500mlのペットボトルくらいがちょうど良いのではないかと思います。
受けは円筒形で苔むしており、柔らかな雰囲気です。溢れた御神水はそのまま御神池に流れます。
御神水そばの掲示には以下のようなことが書いてあります。
- 御神水は境内の地下から汲み上げている
- 水質検査をしており水質基準に適合している
- 未消毒のため、保存には適さない
- 持ち帰る場合は煮沸推奨
また「検査証下記掲示」ともありましたが検査証が掲示されていませんでした。
事情が変わったのかと思い一応スタッフにお話を伺ったところ「飲めるけど、気になるのであれが煮沸してください」とのことでしたので私はその場で飲みました。
小室浅間神社
馬との繋がりが深い
社伝によると延暦12年(793年)、征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の際に、吉田の地より富士山を遙拝して戦勝を祈願し、戦勝後の大同2年(807年)に神恩に感謝して社殿を造営したのに始まりだそうです。
境内は清掃が行き届いており、落ち着いた佇まいです。参拝客もちらほらいました。
境内には木花之開耶姫の乗り物の神馬と馬の御霊を祀る神馬社があり、馬の像が祀ってあります。毎年5月5日に神馬祭が行われているそうです。
流鏑馬祭り
毎年9月18日、19日に行われる「流鏑馬祭り」では、地面に残された馬の蹄の跡を見て災厄を占う馬蹄占いが行われるそうです。的に矢があたったかではなく蹄の後を見るというのは面白いですね。
神馬舎
駐車場の隣に神馬舎があり馬を間近にみることができます。流鏑馬体験もできるそうです。
アクセス・駐車場
富士急行線下吉田駅から徒歩5分です。
境内に広い無料駐車場があり、入り口は宮川沿いの細い道沿いにあります。Googleマップの「小室浅間神社入口・車出入口」を目指してください。
すぐ近くに市営駐車場があり、トイレが併設されています。27台駐車可能で料金は200円/時間です。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
山梨県富士吉田市・富士山下宮小室浅間神社 御神水からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
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