東京都調布市・深大寺の湧水
水汲み場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2022.06.19
湧き水が豊富だが水汲みできるところは無い
観光案内所で確認しましたが、境内には水汲みできるところはありません。
「水汲みしたいなら、歩いて10分くらいのところにある”深大にぎわいの里”というところで水汲みができますよ」と『深の水』を勧められました。
それでも水場はいくつかあるので、ご紹介。
閼伽堂(手水舎)
「深大寺の井戸」といえばこの「閼伽堂(手水舎)」を指します。いかにも井戸と言った感じの形をしています。
以前はこの水を汲む人が多かったようですが、現在は「飲み水ではございません」と掲示があるためか水汲みをする人はおらず、お清めに利用されています。
採水口一つ一つの水量は少ないですが、お清めならこれで十分でしょう。
湧水水源池
水源地であると言われなければ気づかない、控えめなスポットです。
水源地はこの一帯の右手のようですが、水が湧き出ている様子は見えません。水が小川のように流れています。
不動の瀧(不動堂近く)
東京の名湧水57選に選ばれています。明治時代から利用されているらしいのですが、現在は近寄れません。道路沿いから見るだけです。
不動の滝(山門近く)
深大寺の「ふどうのたき」で調べると、前述の不動堂近くにある「不動の瀧」が出てきます。深大寺散策マップによると、こちらの山門近くのは「不動の**滝**」で字が違います。誤植のような気がします。
造りは不動堂近くと同じに見えました。こちらも水に触れることはできませんが、真正面から見学できます。
深大寺の境内はアミューズメント施設のよう
深大寺は733年の創建とされる古刹ですが、付近は様々な楽しみがあり、まるでアミューズメント施設のようです。
境内は広いので、まずは観光案内所で散策マップをもらうのが良いでしょう。調布市観光協会でPDFも公開されていますが、向きが違うので紙のほうが見やすいです。
深大寺そば
バイクを停めてヘルメットを脱いだ途端に蕎麦の良い匂いがしました。
もともと江戸時代に小作人が深大寺へそば粉を納め、深大寺ではそばで客をもてなしたことが深大寺そばの始まりだそうです。上野寛永寺の公辯法親王(こうべんほっしんのう)が深大寺そばをとても気に入り、広く推奨したため有名になったとか。
深大寺通り、境内のあちこちに蕎麦屋があります。
鬼太郎茶屋
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの自宅が調布市にあるからだと思いますが、深大寺境内に鬼太郎茶屋があります。
イベント
深大寺では1年の間に様々な催しが開催されます。毎月何かある、そんな感じです。
- 1月:初詣大護摩供
- 1〜2月:ゆきあそび
- 2月:節分会(せつぶんえ)
- 3月:だるま市
- 5月:薪能
- 7月:鬼灯(ほおずき)まつり
- 8月:夕涼みの会
- 10月~11月:十三夜の会
- 11月:そばまつり
都立神代植物園
バラの名所として有名な都立神代植物園が隣接しています。
神代植物公園(じんだいしょくぶつこうえん)は、都内唯一として開園した植物公園。東京都調布市にある園内には約4,800種類、10万本・株の植物が30ブロックに分かれて植えられ、梅や桜の名所としても知られる。
神代植物公園 – Wikipedia
都立神代植物園の深大寺を挟んで反対側には「神代植物公園水生植物園」があります。
アクセス・駐車場
深大寺には、一般向けの駐車場はありません。付近の有料駐車場を利用します。相場はだいたい800円/回のようでした。
トイレはあちこちにあります。
初めての方は事前にご確認ください。
家にあったら持って行きましょう。
気に入った湧水を持ち帰りたくなるのはあたりまえ。水汲みの万能容器はペットボトルですが、カラでもかさばるのが難点。
エバニュー・ウォーターキャリーは折り畳めるだけでなく、キャップが本体とつながっているなど複数の小さな工夫が好印象です。容量は0.9L、1.5L、2Lの三種類があります。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
東京都調布市・深大寺の湧水からクルマで30分以内に行けそうな直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは近くの湧水で時間調整するのがオススメです。
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