茨城県つくば市・筑波六井 杉の井
筑波六井の一つ。水場は老舗旅館の駐車場内にあり、きれいに造ってある。採水口は一つで水量は少なめ
水場の長時間の占有、違法駐車はお控えください。地域の皆さんのご理解があっての水汲みです。節度ある水汲みをお願いします
2022.11.27
筑波六井
筑波山神社周辺には雲、香、杉、椿、月、萩の名がつく井戸があり、それらを「筑波六井」と呼んでいます。風情があります。
筑波六井のうち、いまでもそれとわかるのは雲、香、杉、椿の四つで、月、萩の二つは不明だそうです。
筑波六井にはデザインが共通の看板があり、飲用の場合は煮沸推奨となっていますが、実際に飲む気になれるのは『杉の井』だけでした。
『杉の井』は1628年創業の江戸屋駐車場内にある
水場を管理している江戸屋の創業は1628年、徳川家光公の時代です。老舗中の老舗ですね。日帰りの入浴や足湯もあります。
建物の前は駐車場になっており、水場は駐車場の奥、正面玄関の少し先にあります。
水場は店舗の敷地内ですから、水汲みをする場合はスタッフの方に一言断ってからにしましょう。
採水口は一つ、水量は少なめ
駐車場から数段の階段を登ったところにあります。
受けも含めてきれいに整備されていますが、水汲みというよりは「ちょっと飲む」くらいを想定したような造りです。500mlのペットボトルくらいが丁度よいのではないかと思います。
水量は少なめです、私はその場で飲みました。
ラウンジでは「杉の水」で淹れたコーヒーが飲める
現地の看板によると、緑茶、珈琲、紅茶、水割り、なんでもOKです。
古来より「甘味蜜の如し」として讃えられる筑波霊泉”杉の水”は、三代将軍徳川家光が名付けたとされています。
現地の看板より
名山筑波山の多すぎの根もとより湧きたつ、この透明清美なすがすがしい銘水。緑茶、珈琲、紅茶、水割りなど四季を通して、ご家族みなさまで幅広くご利用ください。
ラウンジでは「杉の水」や、「杉の水」で淹れたコーヒーが飲めるそうです。また、料理にも利用しているようです。
筑波六井のひとつ「杉の井」は当館敷地内から湧きでており、江戸時代初期の創業当時から霊泉、御神水と呼ばれ、万病に効くという言い伝えがあります。毎日汲みたてのお水や「杉の水」コーヒーはラウンジ゙でご賞味いただけます。
【公式】筑波山 江戸屋 | 5つの魅力
アクセス・駐車場
江戸屋は宿泊施設ですから駐車場もトイレもありますが、宿泊しないのに利用するのはどうかと思うので、付近の観光客用のものを利用したほうが良いでしょう。
駐車場・トイレに関しては筑波山神社御神水のページをご覧ください。
案内図
近くの湧き水/水汲み場
茨城県つくば市・筑波六井 杉の井からクルマで30分以内に行けそうな、直線距離で半径10km以内にある湧き水/水汲み場です。
混んでいるときは、近くの湧き水で時間調整するのがオススメです。
水汲みの前に
初めての方は事前にご確認ください。
湧き水に行ったときに浄水器があると飲める機会が確実に増えます。キャンプや災害時にも。
心配になったら迷わず浄水器を使いましょう、安心感が違います。
飲むか迷うような湧水を大量に持ち帰ることは(たぶん)ないので、小さいもので十分です。
携帯型浄水器「SAWYER SP2129」は洗浄可能、衛生的で浄水機能が長持ち。
携帯型浄水器「スーパーデリオス」との比較は「携帯型浄水器」のページをどうぞ。
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