2023.08.02

採水口は2箇所に分かれている

読みは「にいはしせんげんじんじゃ　このはなめいすい」です。新橋浅間神社は木之花咲耶毘売命（このはなさくやひめのみこと）をお祀りしています。

ネットの情報によると2001年に掘削工事の過程で出てきた水で、地下85mから汲み上げているそうです。

富士山の伏流水でバナジウムも含むらしいですが、現地には水質検査結果などは掲示されていません。

採水口は2箇所に分かれており、一つはいかにも名水といった感じの造りになっています。私はその場で飲みました。

水汲みしやすい造りで水ハネもありません。水量は多くポリタンクでもいけます、というか、私がいた間に水汲みに来た人は全員ポリタンクでした。

蛇口式はの水場は東日本大震災のあとに増設したもの

地元の方にお話を伺ったところ、2011年の東日本大震災の影響で水道設備が壊れてしまった付近の住民がここへ水汲みに来るようになり、混雑解消のために急遽増設したそうです。

この話を聞いたせいで、私の中では好感度が爆上がりです。お水取りの際にはお参りも忘れずにどうぞ。

こちらも水汲みしやすい造りになっています。もちろんポリタンクでもいけます。

蛇口は4つあり、撚ればすぐに水がでます。一つだけホースを繋ぐような部品がついていました。

水汲み可能時間は08:00〜18:00

看板に掲示があります。ネットの情報ですと以前は07:00〜19:00だったようです。現在は時間が短くなっていますのでご注意ください。時間外に水が止まるのかどうかは確認するの忘れました。

「時間外は御遠慮下さい」と書いてあるので、時間外のお水取りはやめましょう。

新橋浅間神社

創建が1163年と伝わる古刹で、毎年「御殿場わらじ祭り」が開催されるそうです。

境内に隣接して「新橋せせらぎ公園」が整備されています。指定管理社のホームページの写真は冬に撮影したのか緑が少なく寂しい印象ですが、この日は緑も多く、明るく感じの良い公園でした。

アクセス・駐車場

御殿場線御殿場駅から徒歩6分です。

県道153号に面した「新橋浅間神社契約者専用駐車場」を突っ切って水場へ向かいます。看板を目印にどうぞ。

Googleストリートビューに写っている駐車場に入り、奥にある木立の左手に向かって進んでください。Googleマップで緑色の線になっている道を進みます。

「専用駐車場」の看板がある広めの駐車場と、その手前に飛地のように1台分の駐車場があり、合計で10台くらい停められます。

新橋浅間神社に隣接する「新橋せせらぎ公園」に公衆トイレがあります。