「日田天領水」と「白州」と「ブレンドダージリン」Vol.13
茶葉の旨味が、ま〜るく伝わる前回の「日田天領水」に魅せられて、今回は、含まれる成分の違う深井戸水で、ブレンドダージリンの茶葉の味わいを、比較してみることにしました。
選んだ深井戸水は、山梨県南アルプスの「白州」です。
ペアリングしたブレンドダージリンの茶葉は、大きめの葉の中に旨味があるので、きっと2種類の深井戸水と何かしら共鳴しそうな味わいの予感がありました。レッツトライ!!
茶葉「ブレンドダージリン」の特徴
インドのダージリン地方で育つ、セカンドフラッシュ(夏摘み)の茶葉は、一つの茶園からだけではなく、広くエリア一体から摘むことで、華やかな風味を持ちながらも、ちょっと香ばしく親しみやすい味わいになっています。
「日田天領水」と「白州」、2種類の深井戸水でいれてみました。
「日田天領水」、「白州」それぞれの100mlあたりの栄養成分表示は下記のようになっています。
日田天領水 | 白州 | |
---|---|---|
ナトリウム | 2.2mg | 0.5mg |
カリウム | 0.9mg | 0.05mg |
カルシウム | 0.9mg | 0.3mg |
マグネシウム | 0.2mg | 0.07mg |
2つの深井戸水を、両方とも熱湯150mlに茶葉2.5gで3分蒸らしました。
向かって左の白州の方が水色(紅茶液の色)は淡く、右の日田天領水はしっかりと深い色が出ています。
口に含んで飲んでみると、不思議な感覚を覚えました。
白州はトライアングルをチンチンチンと鳴らすような、細かい音を奏でるように味わいが伝わるのに対して、日田天領水は、大太鼓を優しくボーンボーンと鳴らすような、奥行きのある味わいが全体に広がりました。
ペアリングのまとめ
成分の数値が圧倒的に違う2種類の深井戸水でしたが、ナトリウムをはじめ、成分数値を多く含む日田天領水とのペアリングでは、奥行きのある深い味わいが感じられました。
それに比べて成分数値が少ない白州は、細かく弾けるような味わいが舌の両側から、伝わってきたのが面白かったです。
2種類の深井戸水のペアリングで、ブレンドダージリンの味わいが、音で例えたくなるような伝わり方をしたのが、新しい発見でもありました。
同じ茶葉でもこんなに違った感覚で伝わるのが、深井戸水の成分ペアリングの妙とも言えますね^^
おすすめ3つのURL*ダージリンティーのおすすめをご紹介
今回、深井戸水とのペアリングで使ったダージリンは、アフタヌーンティー。
産地:ダージリンで育つ茶葉の、夏摘みのブレンドで、すっきりとした味わいに香ばしさが加わって、どことなくほうじ茶を思わせる風味があります。
アフタヌーンティー・ティールームでお飲みいただけます。
ティーバッグ、リーフと幅広い商品のラインナップが楽しく紹介されています。紅茶鑑定士のおすすめもあってワクワクしますね。
ダージリン地方のマカイバリ茶園では、40年以上にわたり化学肥料を一切使わず、自然との調和を理念に紅茶が作られています。
紅茶の最新情報!
先月のことですが母と妹と一緒に、浜松町の産業貿易センターで開催された「地球にやさしい中国茶交流会」を訪ねました。
台湾でお茶の専門店を営むLai(ライ)さんという友人が、この度日本で初出店されるということで彼女を尋ねてみると、約一年ぶりの再会に胸が熱くなりました。
「暁茶堂(xiaochado)」という名の彼女のブース前では、お茶の試飲を求める、それは多くの人が溢れ返っていました。
そんな中、ひとり一人の方に笑顔で丁寧に接するライさん。
その姿は本当に素敵で、誰もが癒されていました。
約一年ぶりの再会に、涙ぐむ私たち。
初めて会う母にも、とても優しく応じてくれて、母もたいそう喜んで、ずっと笑顔がほころんでいました。
来年はライさんと一緒に、何か面白いことが出来たらと妄想しています!
台湾の紅茶便りもコチラからお知らせしますので、どうぞお楽しみに!!

(株)サザビーリーグにて、ティーワークショップの企画、開催に従事。2021年5月に独立。紅茶のプラットフォーム「アニラティー」を設立。
水と紅茶のペアリングからオリジナルブレンドティーの開発まで、新しい紅茶リラクゼーションを展開中!
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