深井戸水と浄水と、セイロンブレンド「セレンディピティ」Vol.12
今回も深井戸水とのペアリングで、前回と同じ「日田天領水」です。
常温の「日田天領水」で、美味しく簡単に作れるアイスティーを前回はご紹介しましたが、
その同じ深井戸水で温かい紅茶をいれると、茶葉「セレンディピティ」の味わいがどうなるのか。
今回は、水道からの浄水とで、比べてみることにしました^^
茶葉「セレンディピティ」の特徴
スリランカを代表する3つの産地の茶葉がブレンドされています。
ほどよい渋みとふんわりと漂う香り、コクのバランスが絶妙なんです。
茶葉の旨味に、ほんのりと青々しさを感じる味わいは、3つの産地の成せる技!
しかし残念ながら、産地は秘密とのことでした。
でも、いろいろとイメージする楽しみが増えますね。
ストレートでも、ミルクを入れても、アイスティーにしてもおすすめで、一年中楽しめそうです。
「セレンディピティ」“思わぬ幸運を見つける力”という言葉の意味合いも素敵ですね!
「日田天領水」と水道水(浄水)との比較
前回「日田天領水」の100ml当たりの栄養成分表示を、下記の通りお知らせしました。
ナトリウム | 2.2mg |
カリウム | 0.9mg |
カルシウム | 0.9mg |
マグネシウム | 0.2mg |
この深井戸水に15分間浸けることで、なんとも言えないくらいに、茶葉の美味しい味わいが、引き出されていたのには驚きました。
温かい紅茶にもその深井戸水マジックが現れるかどうか、水道水(浄水)との比較で試してみることにしました。
「日田天領水」と浄水、両方とも熱湯150mlに茶葉2.5gで3分蒸らしました。
水色(紅茶液の色)は、浄水の方が、わずかに茶色が色濃く、出ていました。(向かって右が浄水です)
飲んでみると、浄水も茶葉の旨味がよく感じられるのですが、「日田天領水」の方は、口に含んで飲み込むまでの間に、「ま〜るい」味わいを感じました。
「ま〜るい」とは、茶葉の旨味とコクが青々しい香りと共に旨い具合に混ざり合って絶妙に調和がとれているんですね。
それに対して浄水の方は、茶葉の味わいが「面」となって届く感じなんです。
「ま〜るい」感じと「面」な感じ。
分かりにくかったらすみません(汗)
茶葉の旨味も、その届き方がいろいろあるということにあらためて気づかされました^^
ペアリングのまとめ
今回は、前回と同じ深井戸水「日田天領水」でいれる温かい紅茶でした。
温かい紅茶でも、深井戸水のペアリングマジックを確かに感じることができました。
茶葉の旨味がま〜るく伝わる感じ。
皆さんにも是非、体感していただきたいです^^
紅茶の味わいがま〜るい感じで伝わると、そのまるさ(円さ)を、もっと広げてみたくなったりするんですね。
そんな感じでお菓子やお料理を合わせてみる。
それはきっとペアリングの醍醐味の、一番大切なところなのではないかと思いました。
まるくまるく伝わること。
それは、深井戸水が今回も教えてくれたことでした^^
深井戸水さん、ありがとう。
おすすめ3つのURL
スリランカの美味しい茶葉に出会えます!
紅茶に関する最新情報!
おすすめの焼き菓子と紅茶を、詰め合わせて定期的に販売する、お菓子と紅茶のスペシャルペアリングBOX 第5弾をご案内します!
焼き菓子は、ヴィーガンスイーツ、料理で人気の今井ようこさん。
紅茶は、今回取り上げたセレンディピティby TEAPONDを選びました。
熱々の紅茶が、恋しくなる季節になってきましたね。
スペシャルペアリングBOXを通して、ここでしか味わえない、ゆったりとした至福のひと時をお届けします。
SNSで詳細をご案内しています。
どうぞ楽しみになさってくださいね!
(株)サザビーリーグにて、ティーワークショップの企画、開催に従事。2021年5月に独立。紅茶のプラットフォーム「アニラティー」を設立。
水と紅茶のペアリングからオリジナルブレンドティーの開発まで、新しい紅茶リラクゼーションを展開中!
コメントをいただけるとうれしいです