2022.03.21

パッと見は、普通の水道

読みは「たわらふるさとこうえん」です。

田原ふるさと公園伝承館の建物の右手奥に水場がありますが、パッと見は普通の水道なので気が付きにくいと思います。

蛇口式の採水口が二つ並んでいて、近づいてみると「地下水」のラベルが貼ってあり、蛇口をひねると水がでます。私はその場で飲みました。

伝承館のうち農産物の直売所の営業時間は9:00～16:30ですので、その時間帯なら水汲みできると思います。

地下水が不足しているようで20リットルの総量制限があります。

2024.04.10

2023年に「金剛の泉」という名称になった

およそ2年ぶりです。トミスケさんにお知らせいただきましたが、以前はこれといった名称がない水汲み場に「金剛の泉」という名前がつきました。それに伴いこのページのタイトル、メインの写真も変更しています。

• OMOTAN名水スポット名称が決定しました | 秦野市役所

今回追加でご紹介している水汲み場は建物の向かって左手の広場にあります。私が前回行ったときからすでにあったようですが、単なるオブジェだと思ってスルーしてました。

こちらにも「金剛の泉」という名が付き、合計2箇所ということになります。

水汲みは水栓を利用する

大きな岩の上方から水が湧き出る演出がなされており、いかにも泉といった雰囲気です。ただ、水汲みはしにくいので、すぐ後ろにある水栓を利用しましょう。

私がいた間に犬の散歩をしているかたが、その場で犬に水をやっていました。

看板に名称の由来がありましたので書き起こしておきます。

この看板には水質検査を実施している旨も記載されていますが、検査結果は現地でも秦野市のホームページでも見つけられませんでした。

　田原ふるさと公園内にあるこの泉は、「大聖山金剛寺」付近の湧水を引いたもの。
　名称は、令和4年度に一般公募で募集し、付近には御首塚があるなど源実朝（法名「金剛寺殿」）ゆかりの場所であることから、この名称に決定しました。
秦野市
定期的な水質検査を実施していますが、飲用に適することを保証する目的ではありません。

現地の看板より

以前からある水汲み場も引き続き利用可能

建物右手奥にありますが、こちらは特に変化は見られませんでした。「金剛の泉」と書いた看板がついたくらいで、水汲みの制限も以前と同じです。

こちらは駐車場のすぐ隣にあり、屋根、シンクがあって水汲みしやすいです。

田原ふるさと公園伝承館

水車小屋で石臼製粉した手打ちそばが評判だそうです。水車は老朽化でしばらく稼働していなかったようですが、ふるさと納税の寄付により2020年に再稼働したとのこと。

• 田原ふるさと公園 | はだの旬だより-秦野市観光協会

ただ現在は製粉はしているのか、いないのかよくわかりません。そば自体は手打ちのようです。

FreeWi-Fiが利用できますし、最近はなかなか見る機会がない緑の公衆電話もありました。

源実朝公首塚が隣接している

源頼朝の次男で鎌倉幕府・第三代将軍である源実朝の首が埋葬されていると伝えられる首塚があります。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響のせいか、こちらも観光客が結構いました。

アクセス・駐車場

田原ふるさと公園に広い無料駐車場があります。伝承館の裏側にある中丸広場にも駐車スペースがありました。

中丸広場に公衆トイレがありますが、利用時間に制限がありますのでご注意下さい。

• 公衆用トイレの利用について | 秦野市役所